もしも、ヤフー基金が仮想通貨による寄付を受け付けたなら・・
暗号通貨CCI管理人のあっくです。
7月中旬に予定していたプレゼント企画は一旦自粛し(8月へ延期の予定)、平成30年7月豪雨で被災された方への寄付金に回させて頂きました。
被災されたみなさまに対しまして、心からお見舞い申し上げます。
仮想通貨のことを知れば知るほど「寄付にこそ活用されるべき」という想いが増しているのですが、皆さんはいかがでしょうか?
私自身は普段、ヤフーネット基金に寄付することが多いのですが、4月に発表されたヤフー仮想通貨事業に参入の記事を読んでからは、ヤフーに仮想通貨の寄付を受け付けてほしい、と強く強く思うようになりました。
なぜそのように思うのか?
少し長い話になりますが、お付き合いください。
仮想通貨は、国外では暗号通貨(Crypto Currency)と呼ばれていますが、日本ではバーチャルで実体を伴わないような”仮想”というネガティブな言葉・イメージが定着しています。
そして、ネガティブなイメージがある上に、アンチ仮想通貨の人たちもたくさんいます。
以前の私は「アンチ仮想通貨の人たちウェルカム」と思っていました。なぜなら、こちらの記事にも書いた通り、仮想通貨がゆっくりと世間に受け入れられていけば良いと考え、ブレーキ役も必要と思っていたためです。
ですが「周囲から怪しまれる」などの理由で、仮想通貨を持っていることを秘密にして肩身の狭い思いをしている人がいることを知り、その考えが変わりつつあります。
暗号通貨のテクノロジーに感動し、心が震えるようなICO案件にめぐり逢い、より豊かになるため日々情報収集に励む人たちがいる一方で、ビットコインが暴落し仮想通貨が破綻することを願うアンチの人もいます。
アンチの人たちは「ほら、俺の言った通りになっただろ?」と自分を正当化し、優越感に浸りたいと考えています。そして、仮想通貨で儲ける人を認めたくないとも思っています。
言わせておけばいいだけなのですが、ちょっと悔しくないですか?
さらに、仮想通貨に関するグッドニュースは、アンテナを張っている人にしか届かず、世間が目にするのは事件や国の規制などネガティブなニュースばかり。リップルやノアコインがどんなに好材料を発表したとしても、一般の人たちには響くはずがありません。
仮想通貨のイメージが一向に好転しないこの現状、悔しくないですか?
このような状況に風穴をあけるには、一般の人たちにも分かりやすくて誰も否定できないような、仮想通貨のグッドニュースが有効と思っています。
前置きが長くなりましたが、仮想通貨による寄付活動について考えてみます。
もし、私や大切な人が困難に直面し、仮想通貨の寄付が助けになったなら、仮想通貨に参加している人に感謝することでしょう。仮に、アンチだったとしても「仮想通貨って怪しい」などと、否定できるはずがありません。
仮想通貨で寄付をすることで、人助けが出来るだけではなく、仮想通貨業界のイメージを底上げできるかもしれないと考えると、やってみたいと思いませんか?
すでに、仮想通貨の寄付を募集する個人や団体はたくさん存在しますが、寄付を受け付ける母体は、地名度やブランドイメージが高い企業が望ましいと考えます。何故なら、一般の人に知られていない団体が行っても、その実績が世間の目に留まらないためです。
地名度やブランドイメージが高く、積極的に寄付活動を行っている企業が、今年の秋から仮想通貨事業に参入します。
その企業というのが、ヤフーなんです。
仮想通貨の寄付受け付けは、通貨のアドレスをサイトに載せるだけの、ほぼゼロコストで今すぐにでも開始できます。そして、ブロックチェーンの特性上、いくら集まったのかという集計もいつでも誰でもできるという、透明性の高い募金活動を実現します。
なので、私一人でも、今後もヤフーに提案し続けます。
次に「もし、ヤフー基金が仮想通貨の寄付募集を開始したなら・・」という”もしも”の話をします。
そうなれば、次は僕たちの出番です!
普段から寄付を行っている人は、日本円ではなく仮想通貨で寄付をしましょう。
複数の仮想通貨取引所を利用している人は、端数となって残った通貨が散らばっているはずです。寄付に回せますよね。
億り人の人たちも頑張りますし、たむけんや松っちゃんなど仮想通貨を保有する芸能人も、きっと仮想通貨で寄付してくれます。
そして近い将来、ヤフーのトップに、こんなニュースの見出しが掲載されることを期待しています。
「ヤフー基金、仮想通貨による寄付が、現金の寄付額を上回る」
(※ヤフーのニュース見出しは13文字までですけど、細かいことはさておき)
- 寄付を受け救われた人たちは嬉しい
- ヤフーはコストをかけず寄付が集まって嬉しい
- 仮想通貨のイメージが好転し、業界自体も嬉しい
- 寄付をした人は、自分のことを誇らしく思えて嬉しい
これから仮想通貨事業に関わっていくヤフーとしては、自社のためにも仮想通貨のポジティブニュースを出したいはずです。その入り口の一つになり得るのが、仮想通貨による寄付募集であり、こんなにもたくさんのWin-Winを期待できるというわけです。
そして、このような分かりやすいグッドニュースが一般の人々に届き、仮想通貨は市民権を得ていくと考えています。
このような考えにご賛同頂ける方がいましたら、以下のYahoo基金のTwitter投稿に一緒にコメントしませんか?
平成30年7月梅雨前線等による大雨被害緊急災害支援募金の受付を開始しました。災害被災地や被災者への義援金を予定しています。
ご支援の程、よろしくお願いいたします。https://t.co/o8l4hfvjnD— Yahoo!基金 (@yahoojpkikin) 2018年7月8日
私一人の意見では見向きもされませんでしたが、同じような声がたくさん集まると、良い方向へ向かうかもしれません。
当然ですが、要望・提案という形でお願いします。挑発的な発言はやめてくださいね。
近い将来、仮想通貨は大衆に受け入れられると思います。
私は、そんな「近い将来」を、ただ指をくわえて待つようなことはやめました。一人一人の小さな働きかけによって、その近い将来がくるタイミングを縮めることができると信じています。
