【第5回】バイナンスの使い方 (BNBの購入方法)
あっくさんと一緒に暗号資産のリサーチをしている、DeFi×NFT研究家のびぎんと申します。
前回の講座で日本の取引所にて購入したXRPをバイナンスに送金する方法まで解説を行ってきました。
- 【第1回】DeFi(分散型金融)とはなにか
- 【第2回】DeFiのメリット・デメリット(DeFi運用のリスクも含む)
- 【第3回】DeFiサービスの種類(ETH系、BSC系) について
- 【第4回】国内取引所からバイナンスへの送金方法
- 【第5回】バイナンスの使い方 (BNBの購入方法)
- 【第6回】Safepalの使い方 (アプリのインストールから設定方法まで)
- 【第7回】PancakeSwapの使い方
- 【第8回】DeFi運用までの流れ1(準備編)
- 【第9回】DeFi運用までの流れ2(運用編)
- 【第10回】DeFi運用までの流れ3(回収編)
この講座では、バイナンスに送金したXRPを使ってBNBを購入するまでの手順をまとめていきます。
第3回で触れた通り、当講座ではBSC(バイナンス・スマート・チェーン)系のDeFiサービスを実践する想定ですので、海外取引所バイナンスを使用することになります。
※2021/7/4現在、バイナンスは金融庁から2回目の警告を受けておりますので、バイナンスの利用は自己責任にてお願いいたします。
【手順まとめ】
1. Binanceのスマートフォンアプリを導入(事前に口座開設手続きを完了していること)
2. BitbankからあらかじめXRP(または別の仮想通貨)を送金完了しておく
3. BinanceにてXPRの着金確認(XRPが入金されていることを確認)
4. BinanceにてXRP/USDT取引板に移動し、XRPを売却
5. 売却したXRPがUSDTに両替されていることを確認
6. BinanceにてBNB/USDT取引板に移動し、BNBを購入
7. 購入したBNBがウォレットに反映されていることを確認
【手順詳細】
●Binanceのスマートフォンアプリを導入(事前に口座開設手続きを完了していること)
バイナンスの口座開設がまだの方は、以下のURLをクリックして、まずは口座開設を実施してください。
●BitbankからあらかじめXRP(または別の仮想通貨)を送金完了しておく
バイナンスへまだXRPの送金が完了していない方は、第4回の講座で解説している手順を実施し、XRP(または別の仮想通貨)の送金を完了しておいてください。
●BinanceにてXPRの着金確認(XRPが入金されていることを確認)
(1) Binanceのスマホアプリを起動します。
(2) 下のナビメニューから「ウォレット」をタップします。
(3) 上のタブから、概要→両替に切り替えます。
(4) スクロールダウンしていくと、「XRP」がありますので、XRPの保有枚数を確認します。
第4回講座の手順通りの場合ですと、128XRP(2021/7/4時点で約1万円程度)保有しているはずです。
(5) XRPの保有枚数が0の場合は、国内取引所からうまくXRPを送金出来ておりませんので、第4回講座の手順を実施して、事前にXRPの送金を完了しておいてください。
●BinanceにてXRP/USDT取引板に移動し、XRPを売却
(1) Binanceのスマホアプリを起動します。
(2) 下のナビメニューから「トレード」をタップします。
(3) 上の両替のタブの下の通貨ペアをタップし「マーケット」→「FIAT」→「USDT」→スクロールダウンし「XRP/USDT」をタップします。
※検索ボックスに「XRP」と入力すると素早く該当の通貨ペアを選択することができます。
(4) 「購入」→「売却」ボタンをタップし「指値注文」または「マーケット(成行注文)」を選択し、XRPを「売却」します。
「指値注文」の場合は「売却価格」と「売却数量」を指定して「XRP」を「売却」します。
「マーケット(成行注文)」の場合は、売却する「XRP」の数量のみ指定します。
「XRPを売却」ボタンをタップします。
(5) 無事「XRP」が「売却」できたことを確認するために、注文履歴を参照します。
「XRP/USDT」が「約定」と表示されていればOKです。
「指値注文」の場合は、指値にかかるまで「約定」されませんので、時間がかかる場合は再度「指値注文」を設定し直してみましょう。
●売却したXRPがUSDTに両替されていることを確認
(1) Binanceのスマホアプリを起動します。
(2) 下のナビメニューから「ウォレット」をタップします。
(3) 上のタブから、概要→両替に切り替えます。
(4) スクロールダウンしていくと、「USDT」がありますので、USDTの保有枚数を確認します。
※検索窓に「USDT」と入力して検索すると素早く確認することができます。
【ワンポイント】・・・USDTとは
USDTとは、ドルにペッグされた仮想通貨になります。ステイブルコインと呼ばれています。1ドルが110円の場合、USDTも110円となります。通常の仮想通貨のように、大きな価格変動の影響を受けないため、USDTを介して仮想通貨を両替する方法はメリットがあります。
●BinanceにてBNB/USDT取引板に移動し、BNBを購入
(1) Binanceのスマホアプリを起動します。
(2) 下のナビメニューから「トレード」をタップします。
(3) 上の両替のタブの下の通貨ペアをタップし「マーケット」→「FIAT」→「USDT」→スクロールダウンし「BNB/USDT」をタップします。
※検索ボックスに「BNB」と入力すると素早く該当の通貨ペアを選択することができます。
(4) 「購入」ボタンをタップし「指値注文」または「マーケット(成行注文)」を選択し、「BNB」を「購入」します。
「指値注文」の場合は「購入価格」と「売却数量」を指定して「BNB」を購入します。
「マーケット(成行注文)」の場合は、「購入」する「BNB」の数量のみ指定します。
「BNBを購入」ボタンをタップします。
(5) 無事「BNB」が「購入」できたことを確認するために、注文履歴を参照します。
「BNB/USDT」が「約定」と表示されていればOKです。
「指値注文」の場合は、指値にかかるまで「約定」されませんので、時間がかかる場合は再度「指値注文」を設定し直してみましょう。
●購入したBNBがウォレットに反映されていることを確認
(1) Binanceのスマホアプリを起動します。
(2) 下のナビメニューから「ウォレット」をタップします。
(3) 上のタブから、概要→両替に切り替えます。
(4) スクロールダウンしていくと、「BNB」がありますので、BNBの保有枚数を確認します。
※検索窓に「BNB」と入力して検索すると素早く確認することができます。
上記の手順でBNBが購入できましたら、いよいよBSC系のDeFiを開始する準備が整ったことになります。
DeFiを開始するまでには、まず日本の取引所でXRPを購入し、海外取引所バイナンスにXRPを送金完了させ、バイナンスにてXRPを売却してBNBを購入するという、下準備をしておかないといけません。
初心者にとっては、ここまででもかなり複雑な手順かと思いますが、これでもまだ下準備段階なのです。
次回からは、いよいよDeFiを扱うためのウォレットアプリSafePalウォレットの導入方法から操作方法まで解説していきます。
今回の講座はこちらで以上となります。
- 【第1回】DeFi(分散型金融)とはなにか
- 【第2回】DeFiのメリット・デメリット(DeFi運用のリスクも含む)
- 【第3回】DeFiサービスの種類(ETH系、BSC系) について
- 【第4回】国内取引所からバイナンスへの送金方法
- 【第5回】バイナンスの使い方 (BNBの購入方法)
- 【第6回】Safepalの使い方 (アプリのインストールから設定方法まで)
- 【第7回】PancakeSwapの使い方
- 【第8回】DeFi運用までの流れ1(準備編)
- 【第9回】DeFi運用までの流れ2(運用編)
- 【第10回】DeFi運用までの流れ3(回収編)