ETHアドレスに好きな名前を〜ENSの登録方法(2019年3月最新版)〜

 

暗号通貨CCI管理人のあっくです。

 

私のイーサリアムのアドレスはこちら(↓)です。

crypto-cci.eth

投げ銭などお待ちしています♪

 

意味不明と思うかもしれませんが、このアドレスにETHを送ると、私のウォレットに届きます。

MyEtherWalletで実際に送金する動画(18秒)をご覧ください。

 

どういうことなのか、ご紹介していきます。

 

DNSについて

インターネットを利用していると、IPアドレス という言葉を耳にしますよね。

ネットワーク上の特定の住所を示すもので、例えば「182.22.59.229」のような、1〜3桁の数字をドットで区切って表されます。

 

例に挙げた「182.22.59.229」は、Yahoo! JapanサイトのIPアドレス なので、下のようにブラウザのアドレスバーに入れると、Yahoo! Japanのトップページが表示されます。

IPアドレス「182.22.59.29」とドメイン名「www.yahoo.co.jp」は同じ住所として対応付け(紐付け)されているわけですね。

このような、IPアドレスとドメイン名を対応付ける仕組みというのがあって、ドメイン・ネーム・サービス / Domain Name Service(DNSと呼ばれています。

 

ENSについて

勘の良い方はピンときたのではないでしょか?

イーサリアムにも、アドレスと文字列と対応付けるサービスがあり、イーサリアム・ネーム・サービス / Ethereum Name Service(ENSと呼ばれています。

ENSを検索するサイト

以降、Webサイトのドメイン名をWebドメイン、イーサリアムのドメイン名をETHドメインと表します。

Webドメイン(このサイトの場合 crypto-cci.com )は、自分で名前を決めてお金を払うことで取得でき、一般的なWebドメイン名は数百円から数千円程度ですが、人気のある名前は既に誰かの手に渡っており、高値がつくことがあります。

(↓高値がついたWebドメインの例↓)

GMOインターネット株式会社は、2014年11月11日に、最も短く覚えやすいドメインである「z.com」を8億円で取得いたしましたので、お知らせいたします。

世界で最も短いドメイン「z.com」を8億円で取得

 

自分のETHドメインも、Webドメインと同様に好きな名前で登録できるのですが、費用がどのくらいかかるのか気になるところですよね?

 

安心してください!

ETHドメインは、年間 約0.01ETH(約150〜160円)で取得できます。

 

少し補足すると、ETHドメインはオークションで落札するスタイルのため、よほどレアでプレミアムな名前を選ばない限り、入札の最小単位の0.01ETHで取得することができます。

 

そしてWebドメインと同様、プレミアムなETHドメインを取得したい場合は、オークションで争って最高落札者になるか、転売されたものを高値で買い取る必要があります。

ENSのバザーサイト

 

イーサリアムのアドレスに好きな名前(ETHドメイン)を付けられる、って素敵じゃないですか?

そこで、ETHドメインの取得方法について紹介します。

 

ETHドメインの取得方法

利用者が多いであろう、マイイーサウォレット(リニューアル版)を例に紹介します。

なお、メタマスクによるログインを想定しています。

 

①ログイン後、Register ENSへ進む

まず、PCのブラウザから、My Ether Walletにログインし、左メニューから「分散アプリケーション」を選択後、「Register ENS」へ進みます。

左メニューが表示されない場合は、ブラウザの横幅を広げてみて下さい。

 

②登録したいETHドメインが使用可能か確認する

現在のところETHドメインは7文字以上の必要があります(近いうちに短い名前も登録可能になります)。欲しい名前を入力して、「ドメインを確認」をクリック。

この画面はこの後も使うため、以降は「Register ENS」のページとして表します。

 

③入札情報を入力する

次に、オークション開始と自身による入札を同時に行います。

初期値のまま「Next」へ進んで構いませんが、秘密のフレーズは必ず控えておいてください

少し説明しますね。

一番上の「Actual Bid Amount」が実際の入札額で、最小単位が0.01(ETH)です。

その下の「Bid Mask」は、入札額をマスクする(隠す)ための設定。今回の操作では、ここに入力したイーサリアムが送金されますが、落札後に「Bid Mask額 から Actual Bit Amount額を差し引いた額」が返金されるため、入力額を意識する必要はなく、初期値のままでOKです。

同じETHドメインを狙うライバルがいる場合、トランザクションとして相手に見えるのはBid Mask額のため、実際の入札額を隠すだけではなく、ハッタリで高値を入れて相手を諦めさせたりと、オークションの駆け引きのために用いられます。

まとめると次のようになります。

  • 入札額 :Actual Bid Amount = 0.01ETH
  • 今回送金する額:Bid Mask額 = 0.02ETH
  • 落札後の返金額: 0.01(0.02 ー 0.01)ETH

ETHドメインを取得するまでの間にいくつか手続き(トランザクション)があるため、+αの手数料がかかりますが、手数料はごく少額のため、約0.01ETHでETHドメインを取得できるというわけです。

 

「Next」を押すと確認画面が表示されるため、内容を確認して「Submit」をクリック。

その後、送信確認画面へ移動するため、さらに処理を進めて「Succeed」が表示されれば入札は完了です。

 

④入札後の状態を確認する

再度、「Register ENS」へ進み、取得する名前を検索しましょう。

すると、「An auction has been Started」と表示れるはずです。

赤字で「Reveals Bid 期間(オークション開始から3日間のカウントダウン)」と表示され、この間に誰からも入札されなければ、0.01ETHで落札できます。

万が一、他人が入札してきた場合の確認方法も紹介しておきますね。

次のページで取得予定のENSドメインを検索して下さい。

https://etherscan.io/enslookup

通常は、上のイメージのように自分のトランザクションだけ(入札時の1件のみ)が表示されますが、もし2件以上ある場合は、誰かが入札したことを意味します。

相手のBid Mask額はトランザクション内容(Related Txnsのリンク)から確認できますが、入札額(Actual Bid amount)は確認できません。もちろん、相手もあなたの実際の入札額は分かりません。どちらが強いカードを持っているのか、、ドキドキですね。

 

⑤オークション終了後の確認

入札してから3日後(72時間後)に、再度、マイーサウォレットにアクセスして、「Register ENS」へ進み、入札したETHドメインを検索してみましょう。

すると次のように、左側の赤文字が「Auction Closes」の状態に遷移しているはずです。

次に、あなたが落札者であることをイーサリアムネットワークに伝えましょう。

あなたが落札者であることを証明するために必要なものが、入札時に控えておいた3つのパスフレーズです。

画面を下の方へスクロールし、Actual Bid AmountとBid Maskは初期値のまま(※入札時に入力した金額)、Secret Phrase欄に半角スペース区切りで3つのパスフレーズを入力し、処理を進めます。

「Next」と進んでトランザクション処理を行いますが、ここでは入札額やBid Maskが支払われることはなく、入札時のBid MaskとActual Bid Amountの差額が返金されますので、ご安心下さい。

トランザクション処理の完了確認後、同じ画面に戻ってETHドメインを検索すると、次のようにあなたの入札額(0.01ETH)に更新されているはずです。

おめでとうございます!

あとは、オークションの終了(入札から5日経過)を待てば、落札したETHドメインはあなたのものです。

 

⑥ETHアドレスとETHドメインの紐づけ

入札から5日後に、再びマイイーサウォレットにログインし、「Register ENS」で落札したETHドメインを検索しましょう。

すると、「ETHドメイン is already owned.」と嬉しいことが書かれているはず!

(already owned.が表示されていない場合は、入札時の「Actual Bid Amount」、「Bid Mask」、「Secrete Phrase」入力して、送信処理を行ってください)

この状態は、あくまでも所有者があなたというだけであって、まだETHドメインはアドレスとしての機能を持ちません。

最後に、紐付け作業として、リゾルバ(名前解決)設定と、紐付けETHアドレスの登録を行いましょう。

急に難しい言葉が出てきましたが、とっても簡単です。

 

⑥ENS名とETHアドレスの紐付け

ETHドメインとETHアドレスの紐付け作業は、マイイーサウォレットの契約(コントラクト)から行うことができますが、少し面倒です。

 

ググってみたところ、次のサイトを利用すると簡単に行えることがわかりました(マイイーサウォレットにメタマスクでログインしている場合です)。

https://registrar.ens.domains

ちなみに、以降の作業で何度かトランザクション処理が行われますが、手数料として1円未満が使用されるだけなので、気にせず進めてください。

 

まず、https://registrar.ens.domains にアセスして、取得したETHドメインを入力します。

メタマスクでログインしていれば、次のように「SET UP YOUR NAME」のボタンが表示されるので、ボタンをクリック。

メタマスクが起動するため、「確認」ボタンで進めて、数秒から数分ほどトランザクションの完了を待ってください。

すると、画面に「RECORDS」という項目が表示されるので「SET TO DEFAULT RESOLVER」をクリック。

再度、メタマスクが起動するため、「確認」ボタンで進めて、数秒から数分ほどトランザクションの完了を待ってください。

これで、リゾルバ(ETHドメインをETHアドレスへ変換する名前解決)の設定は完了です。

 

最後に、紐付けるETHアドレスの登録を行います。

マイイーサウォレットに入って、「Register ENS」から、取得したETHドメインを確認しましょう。

すると、画面下に「管理する」のボタンが現れるため、ボタンをクリック。

続いて、「Update Resolving address」の欄に、ENSドメインと紐付けたいETHアドレスを入力し、「Update」をクリック。

この紐付けETHアドレスはいつでも変更できるので、ご自身の好きなETHアドレス(例えば取引所やウォレットETHアドレス)でOKです。

以上で、設定作業はすべて完了です!

再度、ETHドメインを検索すると「Address」が更新されているはずです。

 

最後に、取得したENS名で送金できるかどうかを確認するために、ETHの送信画面に移動しましょう。

左メニューの「送る」から送信画面を開き、「宛先アドレス」にENS名を入力します。

 

以上です。お疲れ様でした。

 

ENS(ETHドメイン)を取り扱っているウォレットはまだ少ないですが、これからますます普及することは間違いないでしょう。

また、近いうちに短い名前(3〜6文字)も登録可能になるため、プレミアムETHドメイン争奪戦の末、ETHドメインの資産価値はますます高まることになります。

まずは、好きな名前のETHドメインを取得し、ENS(Ethereum Domain Service)にアンテナを張って、暗号資産リテラシーを高めて頂ければと思います!

 

余談(より実用的なENS)

今後、ビットコインなどの仮想通貨で給料を支払う企業が増えるかもしれません(去年のBTC暴落前に給料を受け取った人は少し気の毒ですが・・)。

GMOインターネットグループは、仮想通貨の一層の普及・発展を推進するべく、給与の一部をビットコインで受け取れる制度の導入を決定いたしました。

給与の一部をビットコインで受け取れる制度を導入

イーサリアムのスマートコントラクトとENSと掛け合わせると、給料のETH支払いが楽になるんじゃないかな、などと妄想が膨らみます。

ETHドメイン=社用メールアドレスの”@の前”まで、として管理を楽にしたり。

ETHドメインの名前にドットが使えないので現時点では厳しいかもしれないし、他人にETHドメインを知られてしまうと、自分の給料が筒抜けになっちゃうけど、今後、何らかの形でENSの仕組みが実用化されると良いなぁ・・。

 

・・と思っていたら、ENSを活用したサービスが既に日本で実用化されています!

明日か明後日、そのことを紹介しますので、本記事の続編として楽しみにお待ちください。

 

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