CCCI(仮想通貨指数)
CCCIとは、Comparable Crypto Currency Indexの略称で、当サイト独自の仮想通貨指数です。
特定の日の価格を基準とした、代表的な仮想通貨30種(※)の価格変化率の平均値をグラフ化したものです。
※代表的な仮想通貨とは、cci30(時価総額ベースの仮想通貨指数)でも採用されている、以下に示す時価総額30位前後までの仮想通貨を指します。
Bitcoin、Ethereum、Ripple、Bitcoin cash、Litecoin、Neo、Cardano、Stellar、Eos、Iota、Dash、Monero、Nem、Ethereum classic、Tron、Tether、Nano、Omisego、Lisk、Qtum、Bitcoin gold、Icon、Zcash、Binance coin、Verge、Bytecoin bcn、Stratis、Populous、Siacoin、Audor
CCCIには、2つの特徴があります。
- 仮想通貨市場の増進や後退が一目でわかる
- 個々の仮想通貨と比較することができる
それぞれについて、解説します。
仮想通貨市場の増進や後退が一目でわかる
CCCIは代表的な仮想通貨の価格増減と連動しており、市場全体の時価総額とも高い相関があります。
例えばCCCIのグラフ(本ページ上部及びトップページに掲載)は、2018年1月1日を基準(=1.0)にしているため、CCCIが1.0に戻れば、仮想通貨市場が1月1日の水準に戻ったことを示します。
個々の仮想通貨と比較することができる
CCCIと個々の仮想通貨の価格増減率を比較することで、その仮想通貨の振る舞いを知ることができます。
例えば、以下のチャートは、(4/10時点の)過去1ヶ月のTRON(トロン)の価格を示していますが、1ヶ月前と現在の価格はほぼ同等のため、価格だけを見ると「伸びていない・低迷中の通貨」のように見えます。
しかし、同じ期間におけるCCCI(赤)とTRONの価格変動(青)を比較すると、仮想通貨市場全体が25%ほど下落(赤ライン=CCCI:1.00→0.75)する中で価格を踏み留めたことになるため、TRONは平均的な仮想通貨より堅調だったことが分かります。
現に、CCCIと良く似た推移を示しているBitcoinは、同じ1ヶ月で25%近く下落していることが分かります。
このように、CCCIと比較することで、各仮想通貨の振る舞いやポテンシャルを知ることができるわけですが、この様子をもう少しわかりやすく示した以下のグラフも用意しています。
こちらのグラフは、見出しに書いてあるように「TRONの価格変動率 ー(引く) CCCI」を表しているため、「グラフが0.0のラインより上に描かれていれば、平均的な仮想通貨より堅調」などの見方をすることができます。
CCCIと各仮想通貨を比較したこれら2つのグラフは、各仮想通貨の詳細ページに掲載しています(30日分)。
トップページには、2018年1月1日からの全期間のCCCIのグラフを掲載しています。
仮想通貨市場全体、または各仮想通貨の直近1ヶ月の様子を調べるために、ご活用ください。