第1回プレゼント企画の抽選結果発表
お待たせしました!
第1回 運試し企画の当選者発表です。
たくさんの方に参加して頂きました。みなさまのご参加に感謝いたします。
RT(リツイート)の参加者: 526名
投稿(ツイート)の参加者:96名
抽選券の総数(重複を除く):790枚
抽選方法のおさらい
今回、暗号技術を用いた抽選を行いました。まずは、抽選方法のおさらいです。
皆様の「Twitterアカウント+獲得抽選券数(1-4)」を抽選券とみなします。
そしてこの抽選券の文字列を暗号化(厳密にはハッシュ化)します。
ハッシュ化すると、ビットコインアドレスのようなランダムな数字とアルファベットが作られ、このハッシュ化した文字列の中に含まれる0の数が多い上位5名を当選者とします。
同数が出た場合は、ツイッター登録日の古い方を当選者とさせて頂きます。
Twitterアカウント@crypto_cci(私のアカウント)の参加例を紹介します。
RTで参加した場合は、crypto_cci1 が自分の抽選券です。投稿で参加した場合は、crypto_cci2、crypto_cci3、crypto_cci4 です。
「crypto_cci1」をハッシュ化すると、下のようになります。
(参考)Macユーザの方は「ターミナル」という標準アプリで、「echo」から始まる以下を入力しても、同じハッシュ値を得ることができます。
ハッシュ化にはハッシュ関数というものを使用します。ハッシュ関数には様々な種類のものがありますが、今回の抽選では、Bitcoinでも使用され、現在のスタンダードとなっているSHA-256を採用しました(ビットフライヤーの用語集)。
余談ですが、私のサイトの証明書にも、SHA-256が使用され、最近のWebサイトの証明書アルゴリズムとしてもスタンダードとなっています。
この記事の下に、ご自身の抽選結果(SHA-256によるハッシュ結果)を確認するツールを用意しています。
抽選結果
以下のような結果となりました。0の数が10個の3名、9個の上位2名が当選者となります。
当選された上位5名には、200XRPをプレゼントいたします。後ほどTwitterのDMにてご連絡いたします。
<<当選者>>
- Pier****ev
- shira******pto
- mdg*****dat
- tnc2*****ka
- sho****50
「同数の場合、twitter登録日が古い方を当選者とする」というルールにより、残り6名は落選となります。
が、プレゼント企画第一弾記念として、同数(9個)で落選した6名の方に、20XRPと次回のプレゼント企画で使える抽選券3枚を贈呈します。
おめでとうございました!
今回の抽選結果、私にとってドラマチックなものとなりました。
上から2番目の当選者「shira******pto1」
本人から許可を得たため公表しますが、「@shirasu_crypto」と言うアカウントのしらすブログの管理人。
なんと、しらすさんは、暗号通貨CCIサービスを開始して間もない頃に見つけてくださり、一番最初にブログで取り上げて下さった方なんです。
ブロガーとして影響力のあったしらすさんが暗号通貨CCIを記事にしてくださり、その後、利用者が増え始めたという経緯があり、「いつか恩返しできるといいな」と思っていました。
(↓)3/19の私のTwitter投稿文。
新サーバ移行を目前に控え、ワクワクドキドキ。
振り返ると、2月末に、しらすさんのブログで暗号通貨CCIを紹介して頂いた日が、サービス開始日だったのかもしれません。
#仮想通貨 #暗号通貨CCI https://t.co/Lw1HZRJyfA— あっく(暗号通貨CCI) (@crypto_cci) 2018年3月19日
まさか、こんな形でお返しできるなんて、私にとって鳥肌モノでした!
「身内じゃね?、イカサマじゃね?」 と思われる方は、ご自身の抽選券を以下のツールでハッシュ化してみてください。「そのツールが怪しい」と思われる方はいないとは思いますが、Macなど他の方法でも確認できます。
「私が不正していないことを参加者の皆さんが監視できる」と言う透明性の高い抽選を心がけてきましたので、もし、自己採点(SHA-256でハッシュ化)してみて「0の数10以上」が出た場合、200XRPを差し上げます!
ハッシュ化ツール
ハッシュ関数SHA-256の結果を表示するツールを作ってみました。
ご自身の抽選券(文字列)を入力してください。
一言メッセージを入れておきました!おみくじ感覚で、お楽しみください。
「特別に、次回参加時に抽選券1枚を差し上げます」と出た方は、DMやコメントで抽選券が当たった旨をお知らせください。次回に反映いたします(申告がない場合は無効です)。
試しに、上のような「0が1つも現れない結果」を出そうと試みてください。何十回と試さないと、得られないと思います。
ビットコインのマイニングでブロック報酬を得るためには、先頭にゼロが18個以上連続で並ぶハッシュ値を出さないといけません(現在の難易度で)。しかも、上のような試行(実際には、6つの要素を入力としてSHA-256を二重に計算)を繰り返し、偶然それを引き当てないといけません。これがマイニングです(blockchain.io)。
この記事の最後の方に、もう少し詳しく書いています。
暗号化には、鍵によって元のデータを復元できるという特徴があります。ハッシュ化の特徴は、復元できない一意(唯一無二)のデータを作ることです。このように暗号化とハッシュ化は異なりますが、どちらも広い意味で暗号技術です。
ほんの少しだけ「暗号」に触れて頂けたのではないでしょうか?
第2回の開催について
今回のイベント、参加者からご好評頂き、私も楽しませてもらったので、第2回も開催したいと思います。
開催時期は未定ですが、それほど遠くないです。たまに、Twitterや当サイトを覗きにきて下さい。
次回も、今回と同様な「Twitterアカウント&暗号化」の予定ですが、ハッシュ関数にはSHA-256以外を使用します。つまり、次回もまた、完全な運試しとなります。
今回、参加して頂いた全員に、次回の参加の際に利用できる抽選券を差し上げます。
- RT(リツイート)参加者:1枚
- 投稿(ツイート)参加者:1枚
- RTと投稿の両方の参加者:2枚
次回参加で、自動的に抽選券が加算されるようにしますが、不参加の場合は無効となりますので、次回も是非ご参加ください!
サイト運営のために・・
サイトやLINE Bot運営費用捻出のため、そして、できれば定期的にプレゼント企画(コインを集め)を行うために、少しだけ広告を増やさせてください。
私自身、Webでの広告がうざいと感じていて、Youtubeの広告などマッハで消すタイプなので心苦しいのですが・・。
全てのWebサービスは利用者ファーストが原則だと思っているので、なるべく邪魔にならないようにする予定です。
ちなみにLINE Botの運用は、月々32,000円ほど掛かってます。Webサーバは、2回のサーバ移行を経て比較的高級な専用サーバ(こちらはLINE Botの運営費用より、はるかに高い)って感じです。
「資金が底をついたためサービスを終了します」なんてことにならないためにも、ご理解下さいませm(_ _)m
もちろん、本サイトやLINE Botは引き続き無料でご利用いただけます!
こういう寄付用アドレス(↓)も用意してます。実際の私のアドレスです。ご支援頂けたら励みになります。
BTCの寄付:14xzDJugCx1ZZobyVYJzg4ajeGpgBbJL3P
ETHの寄付:0xEc964a1Dd4Cce7BD6050c5d1c8F3CE623d0d9c72
今回のイベントの中で「ポートフォリオ機能に、購入した時の価格や保管場所(取引所、ウォレット)を記録できると嬉しい」というご意見を頂きました。
少し大幅な機能追加のため、1ヶ月ほど要するかもしれませんが、こちらの機能を用意したいと思います。
このように、皆さまからのご意見をなるべく反映していけるサイト作りを目指しています。
全て一人で運営しているため、大変な面もありますが、意思決定の速さなどフットワークの軽さが武器の一つと自負しています。
ご意見・ご要望などございましたら、お問い合わせよりお気軽にご連絡下さい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今後とも、暗号通貨CCIをよろしくお願いします。
ここからは、興味のある方だけ読んでください。
余談
ビットコインのマイニングでブロック報酬を得るためには、先頭にゼロが18個以上連続で並ぶハッシュ値を出さないといけません(現在の難易度で)。しかも、上で紹介したような試行(実際には、6つの要素を入力としてSHA-256を二重に計算)を繰り返し、偶然それを引き当てないといけません。これがビットコインのマイニングです(blockchain.io)。
具体的には、赤枠で囲まれた6つの要素を足し合わせ、SHA-256で二重にハッシュ化した結果から、赤塗りの「次のブロック(ハッシュ値)」を得ています。一番下の赤枠「ノンス(ランダムな数)」がマイナーに与えられ、このノンスを何度も入れ替えながら計算を繰り返し、一番最初に0が複数並ぶ結果を得た人がブロック報酬(マイナー報酬:現在12.5BTC)を得ることができます。
では、上のような先頭に0が18個も連続するようなハッシュ値を探すためには、どのくらい計算を繰り返す必要があるのでしょうか?
これはハッシュレートと言う数字を見るとわかります。
現在のハッシュレートは、1秒あたり、約2千4百万 TH。
THと言うのは、テラハッシュの略です。テラと言うのは、キロ(1,000)、メガ(1,000,000)、ギガ(1,000,000,000)の上、1兆のことです。
つまり、ビットコインでは毎秒2400万×1兆回のハッシュ演算がマイナーの合計で行われています。
1秒間に、24,000,000,000,000,000,000回(2400京回)
ビットコインのマイニングでは1ブロックが10分で作成・承認されるように調整されていますので、1ブロックを作るために必要なハッシュ化の回数は(10分=600秒で計算すると)、14,400,000,000,000,000,000,000回(144垓回)となります。
まさに、天文学的な数字ですね。
暗号通貨の技術、ブロックチェーンの技術は、開発者やマイナーたちの気の遠くなるような作業の元に、成り立っています。
賢い大人たちが、本気で開発し、本気でマイニングを行ってくれているんだなぁ、とブロックチェーン技術を影で支えている人たちに感謝しつつ、仮想通貨、いや暗号通貨を支援し、活用して行きましょう。